最終更新日 2024年11月11日 by nanala
広島東洋カープのリーグ優勝の確率が高い?
2019年のセ・リーグは、昨年に続き広島東洋カープのリーグ優勝の確率が高く、2017年と2018年共にクライマックスシリーズ出場を最後まで争った読売ジャイアンツと横浜DeNAベイスターズが順次2位と3位と予想します。
セ・リーグは、緒方監督が率いるカープが2017年から3シーズン連続でリーグ優勝を達成しており、2019年も川上監督や水原監督が率いたジャイアンツの様に4連続リーグ優勝を達成すると推測出来ます。
カープは、2016年にリーグ優勝を果たした際には89勝で勝率0.631を誇り、2012年に勝率0.667でリーグ優勝を果たしたジャイアンツに次ぐ高い勝率でした。
2017年は、88勝と勝ち数が前年よりも少ないものの負け数が少なく引き分け数が多かった事から勝率がさらに高い0.633でリーグ優勝を果たしていますが、2018年は82勝で勝率が0.582と低い点が気になります。
カープ以外のチームはドングリの背比べ
クライマックスシリーズは、2017年がタイガースとベイスターズであり、2018年はジャイアンツとヤクルトスワローズだった事からカープ以外のチームはドングリの背比べ的な状態が3年間継続中です。
2018年は、ジャイアンツとベイスターズが67勝と同じ勝ち数で引き分け数が3ゲーム多かった事で勝率で上回ったジャイアンツがクライマックスシリーズに出場しており、ジャイアンツは2018年も2017年に引き続き実質リーグ4位と言えます。
逆にベイスターズは2017年と同様に2年連続のリーグ3位とも言え、2019年が楽しみです。
カープの戦力補強は、球速150km前後の左腕カイル・レグナルトとマリナーズの中継ぎケーシー・ローレンスの新外国人選手に加え、菊池保則投手と長野久義選手が加入しています。
戦力補強は、2018年の失点数リーグ4位の投手陣をメインに行っていますが、2019年に成果が出るかは少し疑問の残る戦力補強です。
ジャイアンツがリーグ優勝の最右翼
対してジャイアンツは、堀内監督から低迷したチームを引き継ぎリーグ3連覇を2度も達成している原辰徳が新監督に就任するだけでなく、FAの丸佳浩外野手や炭谷銀仁朗捕手及びマリナーズを退団した岩隈久志投手など戦力補強が行われている事からリーグ優勝の最右翼とも言えます。
読売ジャイアンツは、2017年と2018年には7-18及び7-17と大きく負け越している事から2019年もカープのリーグ優勝の確率が高く、統計学的にクライマックスシリーズもカープが制する確率が高いのが現状です。
ベイスターズは、ジャイアンツの戦力外選手の中井大介内野手やBC富山の古村徹選手とジャイアンツとは比べものにならず、原辰徳の監督就任で気勢の上がるジャイアンツの後塵を拝すると予測出来ます。
3位以下は、4位が2018年調子が良かったヤクルトであり、5位は松坂投手の復帰で盛り上がっているドラゴンズです。
セ・リーグ最下位は、2018年ホームでも27-42と大きく負け越している阪神タイガースが濃厚であり、失点数と得点数が共にリーグ5位と少ないのにオリックスの西勇輝選手やピアーズ・ジョンソン選手など投手をメインに補強している矛盾が気になります。